行政書士Aの骨格

出来事の記録により、『気づき』の共有が出来ればと思ってます。

行政書士試験合格の為に保険的に行っていた方法その2

ずっと学習をしてくると通常は試験の日が一番実力の高い状態ですが、疲れもピークとなっています。

それで試験終了後は気持ちが解放されてしばらく休息を取りたくなりますが、これが合格まで長期化する要因となる恐れがあります。

 

本来は、高まった実力をベースに知識を上乗せしていけば次年度での合格が近づきますが、11月の試験が終わり一旦休むとすぐに年末となり、イベントやらなんやらで、年内は休んで年明けから気合をいれようとなります。

そして一月に入るとまだ合格発表がされていないので、その結果を見てから始めようとなり、さすがにこのくらい空けると折角貯めてきた知識の貯金がかなり減っていて、しかも期間も、あと9ヵ月しかないという厳しい戦いとなってしまいます。

 

それでは、どうしたらよいかというと試験後すぐに結果を知りたいという気持ちを抑えて、ネット等で解答速報を見ずに合格しているかいないかは関係なく、自分で答え合わせをノンビリ始めるのです。

それで気持ちを切らさずに1月の合格発表を迎えられ合格すれば終了、不合格であれば、そのまま学習を継続することが出来ます。

自分の場合は、試験後の夜はもう限界だったのでその晩は休息して、翌日から答え合わせを自分で行っていました。このように、まだ感覚が残っている内に分析を行うようになってからです。点数が伸びだしたのは。

 

その次に行うことは、テキスト中心で学習していたがやはり足りない部分があり点数が伸びなかったという場合、学習方法を変える必要が出てきます。

大手予備校等のプロが作ったカリキュラムを変更するのは勇気がいりますが、自分で分析をしていれば必要となるものはわかると思いますのでその部分について変更していきます。

そして、それを行う為には学習に使う資料選びをどうするかとなるわけですが、自分の場合、仕事の合間を縫って学習をしていたので当初は学習量が単純に足りてないのでテキストを消化しきれてない思っていました。

しかし、もう一度よく考えてみようと作戦を立て直しました。

 

まず最初に行ったことは資料選定は正しかったのかを確かめる為に、前述した今回の試験の為に使用した資料で答え合わせをしてみました。

結果は、いくらテキストを見ても答えの確認できない問題が多く、条文・判例も学習した範囲では対応出来ていませんでした。

この結果を受けて、使ってきた資料だけだと点数がとれないという事がハッキリわかりましたので、次の資料探しの段階に移りました。

 

これさえ覚えれば合格点がとれるものは無いかと、色々と大きな書店に出かけて見たりしましたが、どれも似たり寄ったりで確実に点数がとれる資料が見つかりません。

そこでどうしようかと思いを巡らしてみると、一つだけあるということにふと気が付きました。