行政書士Aの骨格

出来事の記録により、『気づき』の共有が出来ればと思ってます。

未体験ゾーン侵入「油そば」という鉱脈発見

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宝華らぁめん 油そば

思い込みから頭の中で評価を下し、今まで経験したことがないものは結構あります。

スカイツリーにはまだ行ってないですし、ディズニーシーも一度も無いです。ディズニーランドは高校の卒業遠足で一度言ったきりなのですが、まあこんなものだろうと勝手に想像して、その後これらを経験することがありませんでした。

 

そのようなことは食でもありまして、その一つが「油そば」というものなのです。「そんなもの別に経験しなくてよい」と言われるかも知れませんが、自分もそう思っていました。

大体、塩焼きそばに油をかけたようなものと、想像の味を作り上げていました。

実際一度だけカップラーメンの油そばを食したことがあるのですが、イメージ通りの味で、それ以降その類ものは食べたことがありませんでした。

 

そんな折り、いつも前を通るラーメン屋さんが、油そばで有名だと知りました。立川駅南口の「宝華らぁめん」です。(冒頭写真)

ここは、以前に普通のラーメンは食べたことがあってオーソドックスな醤油味でおいしいと言えばおいしのですが、並んでまでとは思っていませんでした。

それ以降も店の前で並んでいるのを横目で見ながら特段気にしていなかったのですが、あまりにも油そばの評判が良いので、機会があれば行ってみたいなとは考えていました。

 

最近なるべく経験したことが無いことをするようにと心がけていましたので、良いチャンスだと、ついに食べに行ってみました。

 

空いている時間だったので、待たずに店に入りカウンター席に着きました。メニューは油そばと決まっていたので、すぐにオーダーします。暫くするとカウンター越しに目の前から出てきました。

見た感じでは口の中が固定観念の味で一杯となり、それに備えるかたちとなっていました。そこへ向けて一口啜り上げてみます。

そうしますとイメージとは全く違う味と風味が広がり、見事に裏切られました。

 

「あ、おいしい」とツルンとした麺に全然しつこくない油が絡みスムースに喉の奥へと入っていきます。自分は固めの麺が好みなのですが、これはこのくらいのニュルッとした方が良いのだと思います。

上にのっているカイワレとネギがさっぱりさせており、チャーシューも良い味を出しています。一緒にスープがついているので物足りなさもありません。

 

こうして祝初油そばの経験が終わりました。なかなかの「ホット」な気持ちとなり、当たりだということで再来店は決定的でしょう。

 

未体験の領域に足を踏み入れてみると、世の中まだまだ知らない鉱脈はあるなと再認識しました。